コア調心 光ファイバ融着接続器 90S＋
特徴
ー自動放電条件制御ー
・端面状態に応じた自動放電コントロール
→光ファイバ融着接続機90S+は接続前に左右の光ファイバ切断面の状態を解析し、最適な放電条件で接続することで、接続損失を抑える新機能を搭載しています。
・リアルタイム放電コントロール（光ファイバ発光強度解析）
→光ファイバ融着接続機90S+は放電中の光ファイバ発光強度を解析し、適切に放電条件を制御することで、低損失接続を実現します。
・光ファイバ種別に応じた自動放電コントロール
→光ファイバ融着接続機90S+はセットされた光ファイバを自動で判別し、その光ファイバの種類に応じた最適な接続条件で融着接続を行います。
ー光ファイバカッタとの連携（無線通信機能）ー
・切断刃自動回転機能（切断刃ポジション自動回転）
・切断刃管理機能（切断本数管理）
→CT50の切断刃の状態をリアルタイムで管理しています。
ー確かな接続品質ー
→Active Blade Management Technologyが、端面角エラーの頻発を抑える一方、切断刃の回転前に悪い端面が発生した場合は、Active Fusion Control Technologyにより、端面の状態に応じて最適な接続条件で融着接続を行うことで、高い接続損失の発生を抑えます。
ー融着接続時間の短縮ー
・風防/加熱器クランプ自動開閉機能
・簡単な補強スリーブ位置決め（シースクランプ最適距離設計）
・ファイバ押さえクランプ（光ファイバ負担軽減）
・融着接続作業時間の短縮（以前のモデルより接続作業時間50%短縮）
ー使いやすさの向上ー
・キャリングケース（迅速な作業環境の準備）
・作業トレイ（汎用性の高い作業環境）
・ルースチューブ対応（ワンタッチでの切り替え）
・工具不要電極棒と照明ランプ（簡単交換、広い照明範囲）
仕様表
| メーカー | FUJIKURA |
|---|---|
| 光ファイバ調心方法 | 可動V溝によるコア調心 |
| 接続可能心線数 | 単心光ファイバ |
| 適用光ファイバ （ファイバ種類） | シングルモード光ファイバ マルチモード光ファイバ |
| 適用光ファイバ （グラッド径） | 80~150μm |
| 適用被覆 （被覆クランプ） | 被覆径：最大3000μm 口出し長：5~16mm |
| 光ファイバ接続性能 （接続損失） | ITU-T G.652：平均0.02dB ITU-T G.651：平均0.01dB ITU-T G.653：平均0.04dB ITU-T G.654：平均0.04dB ITU-T G.655：平均0.04dB ITU-T G.657：平均0.02dB |
| 光ファイバ接続性能 （接続時間） | SM FASTモード：平均7~9秒 AUTOモード：平均14~16秒 |
| 適用補強スリーブ （スリーブ種類） | 熱収縮スリーブ |
| 適用補強スリーブ （スリーブ長） | 最長66mm |
| 適用補強スリーブ （スリーブ径） | 収縮前 最大 6.0mm |
| 補強スリーブ加熱性能 （加熱時間） | 60mm Slim モード：平均9~10秒 60mm モード：平均13~15秒 |
| プルーフ試験張力 | 約2.0N |
| 電極防寿命 | 約5000接続 |
| ACアダプタ（入力） | AC100~240V,50/60Hz,最大1.5A |
| 外観仕様（幅×奥行×高さ、質量） | 170×173××150(mm) 約2.8kg（バッテリ含む） |
光ファイバの融着の方式については下記ページをご覧ください。
光ファイバ融着接続機 基礎知識 – 港洋リース株式会社 (koyolease.com)
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