油中微粒子計数器(パーティクルカウンタ)

~油中微粒子計数器(パーティクルカウンタ)とは?~

 パーティクルカウンタとは、微粒子計測器の事を指します。空気中や液体中にある埃や不純物などの微粒子を計測する計数機のことです。
 ここで説明する油中微粒子計数器は字の通り、油の中の微粒子を計測し、清浄度を確認する機械となります。油圧システムの故障の原因の約70%は作動油の汚染に起因しているといわれ、数ミクロンの汚染夾雑物(コンタミナント)が摩耗や摺動不良を生じさせる原因であるとされています。清浄度を適切に管理する事で、機械の寿命を延ばすことに繋がり、結果としてトータルコストを安く抑えることができます。油中微粒子計数器はオイルパーティクルカウンタや油中パーティクルカウンタなどとも言われています。

~液中微粒子計数機(パーティクルカウンタ)LCM20について~

 僅か2分間の測定で、国際汚染度等級に沿った個数・等級を表示

油中微粒子計数器(パーティクルカウンタ)

 作動・潤滑油は新油やフィルタを使用していても異物が混入しています。現場で簡単・迅速に測定できるパーティクルカウンターは、油圧機器を取り扱いされている業界すべてに有効なツールとなっております。

 LCM20の特性としてはオイル中のコンタミを僅か2分間で測定します。ISO4406/NAS1638/AS4059に沿った汚染度を表示・印字可能となっています。さらに、オイル専用に設計されている事、操作が非常に簡単で使いやすい事から国内でも幅広く使用されています。

 技術的には、さまざまな分野で長年にわたりサポートされている信頼性の高い「光遮蔽式自動粒子計数法」という原理を用いています。さらに、誰にでも簡単に操作が出来るように、「流速オートコントローラー」というアイディアを採用し、高精度の中枢、MOWCマスキングセルを使用する事により、粒子の1個ずつを捕捉し、計数精度を飛躍的に高めています。また、SPSLオプトメカニカルレーザーヘッドを搭載し、測定の難しい100μ以上の粒子もより正確に測定される改良が実現されました。

 その結果、油中のコンタミを現場・分析室レベルの精度で計測できるようになっております。

インテクノスジャパンHPより抜粋

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